▼災害支援(炊き出し)亘理町へ2011/04/17 19:20 (C) 〜こころに届く花贈り〜ムスメヤ花店
▼はじめまして私は兵庫県の三宮に本社を構える会社に勤めている会社員です。
今回の地震に関して、現在22人で炊き出しのプロジェクトを考えています。 炊き出しは5月末におこなう予定で内容を今話し合っているところです。 プロジェクトを行う上で炊き出しに関することを調べているとこの理事長さんのブログを見つけました。 そして調べていく内に炊き出しをするには許可が必要であったり、器具や食料、交通手段など協力していただける大きな団体様が必要だとわかり、探している段階です。 来週土曜にも炊き出しを行われるということで大変だと思いますが、頑張ってください!! 私たちも頑張ります。 2011/04/19 23:10:塩川 勇樹
▼すいません。付け足しです。
炊き出しの情報を探しているので理事長さんに質問です。 炊き出しをするには許可が必要だと聞いたのですが、自治体などに許可を取ったのでしょうか? また、調理器具は現地にあったということですが、食材はどのようにして集めたのでしょうか? わかる範囲でかまいません。 よろしくお願い致します。 2011/04/19 23:37:塩川勇樹
▼炊き出しボランティアについて塩川様、書き込みを頂き有難うございます。
自治体による手続きなどによる許可が必要だとか許可証を発行しているかなどは確認しておりません。 私達が亘理町の今回の避難所に支援を行うにあたっては、避難所の責任者と直接打ち合わせを行っております。 当初(3月末ごろ)は、現地の災害ボランティアセンターに問い合わせても、自治体に確認しても炊き出しの受付窓口がなかったため、私の知り合いが直接現地に赴き、最初に訪れたところがたまたま今回の避難所だったということが要因です。 4月2日に炊き出しと物資搬送を行った際に、自治体の物資倉庫と、隣接する災害ボランティアセンターで担当者と状況を確認する機会を得ましたが、連日あらたな対応が求められとても忙しくされておりました。 亘理町災害ボランティアセンターのHPにあるとおり、一時的にボランティアの受付を限定することは現地の受入体制を考えても納得のいくところです。 ボランティアはニーズに沿って行われてはじめて有益なものになることは私が申し上げるまでもないことと思います。現地に赴く前に出来る限り情報を収集し、可能であれば事前に現地に足を運んで担当者と打ち合わせをする機会を設けてはいかがかと思います。 また、食材に関してですが、私どもは会員の会費のみを財源とする法人であり、年間の事業にかかる費用はすべて自己財源でまかなっております。 この度の災害支援に当たっては、予定されていた事業計画をいったん白紙に戻し、今後想定される災害支援に柔軟に対応することを臨時理事会にて決議し対応しております。 食材を含めさまざまな物資の購入には会費を財源とする予算から順次充当している状況です。 またこれまでの炊き出しの折りには、会員の勤め先からバナナやリンゴなどを提供いただいたり、またOBからも同様に食材の提供をいただいております。 「被災者への支援に役立ててほしい」というお気持ちの表れと思い、大切にお預かりして現地にて使用させていただいております。 また、今回掲載した調理機材(大鍋やガスコンロ、調理施設など)は現地の避難所にあったものです。 私たちは炊き出しを行う際には必要なものすべてを持参いたしますが、今回はご好意に甘え現地のものをお借りしました。 各地で長期的支援の重要性が叫ばれている中で、微力ながら私達に出来ることは何かを常に考え、今後も活動して参りたいと思います。 2011/04/21 11:04:florist musumeya
▼ありがとうございます。こちらの質問に全てご丁寧に答えていただき、本当にありがとうございます。
食材はやはり現地購入かこちらで準備していかないといけないようですね。 食材提供していただける団体や農家、少しでも安く提供していただける団体や農家があれば私たちとしてもやりやすくなるのですが… 実は新入社員研修でプロジェクトの計画・実行を行なっており、会社からの資金援助は多額は見込めません。 兵庫県に本社があり、行くだけでも費用が必要で調理器具の調達も今苦戦しているところです。 しかし、プロジェクトとしてであっても被災地の方々に「食」という分野で自分たちの手で提供して支援したいと新入社員22人で決めました。 もし食材を少しでも安く提供していただける団体や農家様があれば紹介していただきたいのですが、ご存知ないでしょうか? 図々しいもうしでですいません。 2011/04/21 17:51:塩川勇樹
▼食材調達と炊き出し実施について「私達にできることは何か」を日本全体が考え行動しているように感じます。
石巻市災害ボランティアセンターではゴールデンウィーク中に膨大な人数のボランティアが押し寄せることを想定して準備を始めています。 塩川様の会社の新入社員研修でのプロジェクトとして災害支援を検討しているとのこと、「被災された方々の役に立ちたい」というお気持ちの表れであろうと思います。ぜひ、実現していただきたいと思います。 さて、三宮市からでは移動だけでも事前の準備が重要になりますね。食糧調達を現地で行うことも検討材料の候補になりそうです。ただし、現地の負担にならないことが大前提ですが。 私達が炊き出しのたびにお世話になっているのは長井市内にある青果市場に隣接する、いわゆる仲卸さんで、当会議所の会員でもあります。こちらで相当量の食材を調達することも可能と思います。 また、実施に関しては5月下旬をお考えとのことですが、これから1か月後となると、現地の様子は全く違ってきます。ライフラインが復旧すれば、ご自宅で食事の支度ができるようになるでしょう。避難所での生活も3カ月目を迎え、ニーズが変わってくることと思います。そのあたりの事も視野に入れながら、実施直前に支援内容が変わることも想定しながら準備を行う必要があるのかも知れませんね。 当青年会議所では、4月中は毎週水曜日に炊き出しを行うとして活動しておりますが、ゴールデンウィーク後の活動の在り方を検討する段階にあります。押し寄せるボランティアを受け入れる側の負担は想像を越えるものがあります。連休明けは現地で活動されている運営側の皆さんへのケアも必要ではないかと思います。 長文になってしまい申し訳ございませんでしたが、差支えなければ今後も塩川様のお役に立てればと思いますので、今後はメールによる情報交換をさせていただけますでしょうか。 私のアドレスは [email protected] です。 より詳しいお話しはメールにてさせていただきたいと思いますので、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。 2011/04/22 10:37:florist musumeya
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16日(土)宮城県亘理町の避難所へ炊き出しに向かいました。
町内の逢隈小学校、こちらの体育館に300人が避難されています。
2日に訪れて以来、2週間ぶりに訪れた今回は、体育館と校舎をつなぐ
渡り廊下に沿ってプレハブ小屋が立ち、そこが調理場になっていました。
さらにその陰にある常設テントには2つの大鍋が。
炊き出しを提供する側にとっては有り難い充実の設備です。
長井を出発したのは13時、避難所に到着したのが16時、早速調理開始です。
今回は醤油ベースの具だくさんスープです。
OBより提供頂いた豆腐を手際よく刻んでいきます。
今回も市民ボランティアの方と、市職員の方に同行いただきました。
この避難所の本日の献立。一日2食。
「今日は納豆が届いた他に、いちごも届いたのよ!」と調理担当の
お母さん方がうれしそうに言ってました。
その日、その日に届いたものをみんなで分けて食べているようでした。
出来上がったスープを給食用の容器に移してプレハブ小屋のなかへ、
高畠JCの皆さんが持ち込んだウインナーとともに配膳開始です。
体育館内でのアナウンスに従って順次、食事を取りにくるような流れが
つくられていました。
小屋を作ってもらったのか、犬達も安心ですね。
体育館のステージ袖には、日用品など必要なものが所狭しと置かれていました。
安眠セット、大事なことですね。
こまごました物まで取り揃えてあります。
亘理町内には5つの避難所があります。
それぞれの食事の様子がわかる一覧表を見せていただきました。
炊き出しボランティアの名称が入っている欄はごくわずか、
せめて週に1〜2度は暖かいものを食べていただけるようにしたいものです。
来週土曜日にまた、伺うことを約束して帰って参りました。