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●一対の小振りの獅子頭
コレクションの豪華な黄金の獅子頭と同じ様式と思われる獅子頭一対が入荷した。
一見黒ずんだ茶色の様だが、銀箔が酸化して渋い色に変化している。
耳や目、歯、宝珠や角は金箔と思われる。




黄金の獅子  
造りは、関東に多く見られる神輿と共に行列に加わる、大型の飾り獅子である。
獅子頭本体のサイズは高さ10cm、幅16cm、奥行き13cmと小振りながら精度の高い
獅子である。小振りの獅子ほど仕上げに手間がかかり、彫刻や塗りに緻密な技術が問
われるサイズでもある。タテガミは麻か青苧系の植物繊維である。

幕を取り付けていた竹釘があり、わずかにその繊維が付着しているが、幕についての
情報は得られない。現在の石岡型の獅子は頭部が大きく眉やもみあげの巻毛の装飾が
複雑だが、おそらく明治以前の茨城系の獅子頭は、こういうスタイルだったのだろうと
推測している。
小振りの獅子一対に取り付ける為に早速、青と紺のツートンカラーの生地を発注し届く
のを待っている。

画像 ( )
2025.04.01
(C)獅子宿燻亭10

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